2017年6月30日金曜日

200,206円▼2017年上半期

2017年上半期、ヲタ活動に使ったお金は200,206円でした。ですが、DVDとかグッズとかちょこちょこしたものをブログに書けなかったので多分もう3万円くらいは使ってると思う。けど、まあそんなたいした額ではないです。

自分のブログを読み返して、今年これまでの自分のヲタ活にとって最も大きな意味を持ったのは、℃‐ute解散でもなく、嗣永桃子芸能界引退でもなく、推しメンモーニング娘。’17 工藤遥の卒業発表でもなくて、、、2017年2月8日に私立恵比寿中学のメンバー 松野莉奈さん(18歳)の突然死だったなと感じています。

アイドルという若く元気で美しく、なまなましく生を感じたいがためにお金や時間を払って消費している存在が、自殺や事件でなく突然死ぬことが実際起こりえることだという事実に驚きました。彼女の死の第一報を聞いた時、正直「自分の好きなアイドルではなくて助かった」と思ってしまいました。もし自分の好きなアイドルが突然死した場合、その後ちゃんと仕事をしたり食事をしたり寝たりできる自信が持てなくて怖くなりました。おそらく彼女のファンの方は、そういう情緒不安定な状態になってしまったんじゃないかと思います。家族や友達ではなく赤の他人の死が、大きく自分に影響をおよぼすということが怖くなりました。彼女の死をきっかけに、いままで考えてこなかったアイドルと自分の距離感について考えるようになりました。

昨年 ライターの雨宮まみさんが突然死した時もかなり衝撃がありました。生前毎日のようにツィッターで雨宮さんの日々のつぶやきを読んでいたので、直接の知り合いでもないのに彼女の日常を生々しく知っているような気持ちになっていました。雨宮さんはそのインタビューや著書でたびたび死生観などを語っていて、それを見て「生に執着のない人」というイメージがあったので、自死ではないが”死”が近くにあった人なんだろうなとは理解していました。が、日々リアルタイムで生々しく彼女の生を感じていたせいもあり、特別なファンでもなく、知り合いでもないのに、彼女の命が説明抜きに突然失われたことがとてもショックでした。人の人生を不容易に自分に取り込むせいで、赤の他人の死なのにこんなにも心が揺り動かされるのかと感じました。

なので今は、いくらアイドルが好きだからといっても、その対象物の人生を自分の中に積極的に摂取しようスタンスは意図的に控えようと思っています。アイドルエンターテイメントの娯楽の醍醐味を損なう考え方だとは思うのですが、自分自身が他人の人生により情緒不安定になるのを楽しむほど、今の自分には気持ちに余裕がないなと感じています。赤の他人だからこそドライに距離をもってその人生を都合よく消費できるのが、自分的にはアイドルエンターテイメントの素晴らしさだと思っています。

57,280円▼2017年6月

4,480円▼モーニング娘。’17 佐藤優樹 バースディイベント@ミッドランドスクエア
7,200円▼℃-uteコンサートツアー2017春〜℃elebration〜
45,600円▼演劇女子部「ファラオの墓」
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57,280円

ヲタ活動ではないプライベートで慣れない事柄への取り組みが多くて、現場に行く元気がなくなってきた&ブログを書くのも遅くなってしまいました。(現時点7月23日)
2017年6月は℃‐ute解散、嗣永桃子芸能界引退のライブもあった上に、ハロプロ大改編もあって、ハロヲタ的にはメンタルのアップダウンが激しくなる月でした。自分はアイドルのことで情緒不安定になるのは嫌なタイプのヲタクですし、自分自身がちょうど他事で忙しかったのもあり少し対象物(アイドル)から心理的な距離を取るようになりました。

現場には行けませんでしたが、℃‐ute解散さいたまスーパーアリーナライブ・モーニング娘。’17武道館ライブをスカパーで、嗣永桃子引退屋外ライブをニコ生で見て、在宅鑑賞でもそれなりに満足度高く楽しめました。しばらくちょっと忙しくなりそうだし、在宅で一人でも楽しめるヲタ活動を色々試してみようかなと思ったり。

2017年6月20日火曜日

4,480円▼モーニング娘。’17 佐藤優樹 バースディイベント@ミッドランドスクエア

★モーニング娘。’17 佐藤優樹 バースディイベント@ミッドランドスクエア
4,480円

ヲタ友達と連番して佐藤優樹さんのバースディイベントに参加。ヲタ友が当ててくれた席が良くて、F列とわりと前のほうで参戦。ありがとうございます!

天邪鬼&天真爛漫&意地悪なまーちゃんのMC、超楽しかったけど脳みそがぐるぐるしててちょっと知恵熱でそうだった。ハロプロ伝言板 船木さんの無茶ぶりで、カントリーガールズのメンバーを紹介を「わかっているのにごめんね」の替え歌でやらされるまーちゃん。無茶ぶりにすげえイライラしながら、船木ちゃんのことを「森戸ちゃん!森戸ちゃん!」と連呼してた。。。今思うと新メンバーを意識した上での言い間違いだったのかな。

お客さんをステージ上にあげて合計年齢を100にするクイズの流れがあったので、お見送り挨拶の時に「まーちゃん、私の年は・・・だよ!」と実年齢を伝えたら、「うわぁぁぁ」とビックリされた。まーちゃんは、なぜか自分のファンの人はわりと若いと思っている感じだった。

2017年6月4日日曜日

7,200円▼℃-uteコンサートツアー2017春〜℃elebration〜

★℃-uteコンサートツアー2017春〜℃elebration〜 夜@愛知芸術劇場 大ホール
チケット代 7,200円

東京まで演劇女子部「ファラオの墓」を観劇しに行き、鑑賞後少し休憩した後に新幹線で名古屋に戻り 愛知芸術劇場で行われた ℃‐uteコンサートツアー千秋楽に参戦しました。私にとってはこれが生で℃‐uteを見る最後。2階席5列目右寄りのサブセンターの席でヲタ友達と3連番。

このツアーにはいるのは2回目でしたが、解散直前そしてツアー千秋楽ということで同じツアーながら以前はいった時とは全く違う味わいがありました。℃‐uteはメンバー・パフォーマンスともにクオリティが高いながら、個人的に好きな曲が少なかったため正直私はあまり現場に足を運んできませんでした。でも、このライブでは、彼女たちの今までの人生が楽曲に深い味わいを与えていて、、、ピンときてなかった曲もすごいジーンとくる曲になって響いてきました。

感情的になると暴言をいいがちな岡井ちゃんが最後のMCで「色々我慢しなくちゃいけないこともあったり、(例えば)修学旅行とかいけなかったけど、、、修学旅行とか行ってたやつらなんかとは違う人生が送れました」って暴言吐きながらも自分自身のアイドル人生を肯定したのが印象的でした。

45,600円▼演劇女子部「ファラオの墓」

・チケット 8,000円*2枚=16,000円
・パンフレット 2,000円
・CD 1,500円
・旅費交通費 26,100円
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45,600円

サンシャイン劇場から隣接しているサンシャインシティプリンスホテルにヲタ友達と1泊2日して「砂漠の月編」「太陽の神殿編」を観劇。JRツアーズで往復新幹線付き26,100円でサンシャインシティプリンスホテルに泊まれたのはお得だった。チェックアウトも11時迄だったからギリギリまで寝ていられました。サンシャイン劇場で観劇する時には今後も是非こちらに泊まりたいな。

6月3日18:30 砂漠の月編 1階15列、6月4日11:30 太陽の神殿編 1階5列目 ともにセンターブロックと席に恵まれました。今回の演劇は主演のみダブルキャストで、工藤遥・石田亜佑美・小田さくら以外は2公演とも同じ役での出演。そのおかげか、昨年の「続11人いる!」よりかなり各メンバーの演技の質が高く感じました。特に関心したのは、女スパイ&トンファーの使い手 マリタを演じた生田衣梨奈。失礼を承知で書きますが、、、まさか生田の演技に驚かされる日が来るとはっ!彼女の身体能力を生かした殺陣のかっこよさは外部の方にも自慢出来るクオリティだと思います。そして、コンサートでは欠点にみえていた彼女の「ぎこちない笑顔」がこの暴力的な女スパイ役を演じるにおいては「快楽殺人者」に見えるというすごさ。前半マリタ役以外に役人役でも出演するんですが、サリオキスに鞭を振るう生田さんの笑顔から、暴力を振るうことから得られる快楽を感じられて素敵でした。13期メンバーの演技もよくて、来年のモーニング娘。演劇女子部への期待も高まりました。

主演を演じた3人に関しては、石田さんのスネフェルが群を抜いてよかったです。ナイルキア演じる野中美希に出会ってから、表情の孤独が溶けていくのが感じられましたし、ラストの殺陣もよかった。W主演を努めた工藤さんは、私が観劇したのが公演始まって間もない2日目と3日目だったせいもあるかとは思うのですが、台詞とちりが多かったし他のキャストに比べると役への理解がまだ深まっていないように感じました。モーニング娘。内の演劇において いままで工藤遥一強という感じがあったのですが、良くも悪くもそうでもなくなってきたように感じました。

あと、この作品「リリウム」目線で重ね合わせてみることもできて楽しかったです。リリウム番外編「二輪咲き」でファルス(工藤遥)の実験のために殺されてしまうピアーニー(野中美希)。その野中美希が「ファラオの墓」でもナイルキアとしてスネフェル(工藤遥&石田亜佑美)に殺されてしまう。。。野中美希は「お兄様!」と言って殺されがちだな。。。そして、可憐さと素朴さどちらも持つ彼女にはその役柄がとてもよく似合うなと思いました。